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4・12・4スイッチ及びプラグ類
(1)5〜10〔A〕容量の小型スイッチ
これにはJISF(8840,8841)規格がある。定格電圧は125〜250〔V〕である。ただし、3路又は4路スイッチはJISF規格にはないので市場品を使用するか、前記スイッチを改良するかである。
(2)プラグとレセプタクル
JISF(8831,8835,8836,8837)規格としては、非防水型と防水型とがあり、前者は定格電圧250〔V〕以下で定格電流15〔A〕まである。極数は2極で、防水型は2極又は3極である。なお、非防水・防水にも接地極を有している。
4・12・5 遮断器
(1)気中遮断器
一般にACB(Air Circuit Breaker)と呼ばれ回路の電流を遮断するとき、大気中で接点間に発生するアークを安全に消すことのできる遮断器をいう。この消弧を行う方法に吹消コイル(磁気吹消)を使用するものと、1938年スレピアン博士考案のディアイオシクリッドを使用したものがある。気中遮断器の定格電流は60〜6000〔A〕の範囲で、定格遮断電流は交流最大で10,000〜90,000〔A〕、直流最大5,000〜100,000〔A〕までである。これは自由引きはずし装置で、過電流引はずし、不足電流引はずし、電圧引はずし、不足電圧はずし等希望により選定付加される。なお、時限装置を設けるのが普通であり、一般に発電機回路の保護に用いられる。なお、JISC8372(低圧遮断器)、JEC160(気中遮断器)、NK等に規定されている。
(2)配線用遮断器
一般にMCB(Moulded Case Circuit Breaker)と呼ばれ、使い易く経済的なことから最も利用されすぐれた開閉性能をもち、消弧装置はディアイオシクリッドを使用し、小型にできることから、配電盤、分電盤などに使用されている。なお、JISC8370(配線用遮断器)、NKなどに規定されている。
4・12・6 ヒューズ
金属の可溶体の溶断又は気化によって回路の過負荷短絡を保護する目的に使用されるが、欠点として各相同時遮断が行われず、また、正確な限時を望むことが困難で、動作のたびに新品と交換する手数がかかる。したがって、小容量のものとか、主として回路の短絡保護用に用いられている。これもJISC8314(配線用筒形ヒューズ)、JISC8319(配線用ねじ込みヒューズ及び柱形ヒューズ)の規格があるので、詳細はこれを参照のこと。また、NK規則を参照のこと。

 

 

 

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